認定日 2016年1月12日
 
渡波第2団地お茶っこ会
 青戸さん、阿部(晴)さん、梶田さん、阿部(友)さん、須田さん、 阿部(伸)さん、国井さん、亀山さん、阿部(ま)さん、柳田会長代理…の皆さん。
 
分野 地域貢献
詳細 仮設団地の見守りとコミュニティづくり
推薦者 自治連連絡スタッフ 甲田 昌則
   
【選定理由】
 毎朝、毎日、集会所に来てお茶っこをしながら皆さんに声がけをして、イベントの時には中心になり準備から後片づけまで、団地内の皆さんの元気づくりに取り組んでもらっています。
 
【経緯】
 団地ができた頃、集会所は開放されていましたが、自由に利用できる環境ではありませんでした。2年位が過ぎ、何人かの方々が集会所前のテーブルを囲んでお話をしていましたが、参加される方が少しづつ多くなり、せっかく集会所が開いているのだからと、集会所の中で『お茶っこ』をするようになりました。皆で仲良くしていきたい…の主旨から現在まで続いています。集会所に誰かがいるからの安心感と今回推薦した10名の皆さんが日々声がけをしてきました。また、イベントやボランティアさんが来てくれる時は、お茶っこ会の皆さんが、先頭に立ち積極的に準備から後片付けまでして、「団地内のまとまり」を常に意識した取り組みをしています。
   
【魅力】
 今も良いなぁ~と思います。良いことは皆で喜び、辛い時は皆で分かちあい自由に皆さんの顔を見て元気をもらい・元気になってもらう…これに尽きます。そして皆で、隣の人がちょっと元気がない等、常に意識してもらい集会所でお茶っこしながら会長さんへお話をし「健康づくりや見守り」の役目も果たせたように思います。
 
【今後】
 今のまま続けていきたいです。特に公営住宅に転居する人が増えるに従い、残っている皆さんの寂しさが増す中、隣同士・団地内で皆さんと一緒に元気づくりを続けていきたいです。
 
【メッセージ】
 私達渡波第2団地のように団地内の皆さんと毎日集会所でお茶っこをして、お話をして、笑い、楽しく『元気』という名の栄養をつけてもらえば良いと思います。
 
【取材者の感想】
 昨年の8月から訪問させてもらっていますが、いつ行っても何名かの方がいて温かく迎えてもらえることに、何とも言えない安心感やホッとする空気が漂っていました。皆さんが、忙しい時でもそうでない時でも、集会所の中はいつものように当たり前になっています。技術や特技ではありませんが、お茶っこ会10名の皆さんの取り組みは、仮設住宅が発展的に解消されるまで続くものと信じて、この空間を自治連が推進している「巻の人間国宝」に推薦し、広く知ってもらいたいと思います。

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