あの日から8年の歳月がたちました。
あの日の前と後で、多くの事が変わってしまいましたが、
今のこの時は確かにあの日よりもずっと前からの地続きです。

失われた多くの尊い命、街、団欒、生業、思い出・・・
今を生きている人はなにかを抱えながら、想いながら生きています。
それぞれの生きている場所で、それぞれの今の暮らしがあります。

まもなく14時46分を迎えますが
今日、この日、この時間だけでなく、
亡くなられた方のご冥福と、今を生きる人の幸せを祈ります。

そして、これからのお話。
石巻市では間もなく最後の災害公営住宅の入居が始まり、
仮設住宅は今年の夏ごろに解消となる見込みです。

わたしたちは仮設住宅という場所で生まれました、
時間の経過とともに向き合う課題もフィールドも少しずつ変わってきています。
やらなければいけないこと、出来ることを一つずつ
一人一人の声に耳を傾けながら、活動をつづけていきます。

石巻じちれんでは、仮設住宅の解消を迎えるのにあわせ
今年の春から新たな取り組みとして、石巻の仮設住宅8年のあゆみをまとめていこうと準備を進めています。
石巻から、次の災害に向けた教訓を伝えていくために、
多くの方に御協力を頂きたく、寄付のページを立ち上げました。
ご寄付のお願い
御協力のほど、お願いいたします。

今日と言うこの日に、よせて。

   一般社団法人 石巻じちれん 事務局

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