『巻の人間国宝』認定 第6号

認定日2015年6月10日

たんぽぽ会  代表 村田 初恵 さん他8名の皆様  
日野友子、阿部はな子、服部節子、阿部はつよ、山田ケサ子、照井美代江、
齋藤春子、佐藤富貴子(敬称略)

分野 地域貢献
詳細 ボランティア活動
推薦者 弊会スタッフ


【経緯】活動を始めたきっかけや時期、現在まであった出来事など、活動のストーリー


2011年3月の震災後、地区の集会所も流され皆落ち込んでいた時、地域のご婦人の皆さん10名で『何ができるのか?』の思いから踊りや体操を始めた。以前の集会所が「たんぽぽの家」の名称だったことから、踏まれても踏まれても咲き続けるたんぽぽのように…との思いから自分たちの団体名を『たんぽぽ会』とした。

ディサービスや敬老会・福祉イベント・地域のお祭りや催し、そして社協さんからの依頼や口コミ等々で年間50回位開催並びに参加しているが、皆さんに喜んでもらえることがうれしい。特に仮設に住む皆さんが詩をつけてくれたオリジナルの『石巻復興節』を待っていてくれる皆さんがいっぱいいる。レパートリーは、代表曲の『石巻復興節』をはじめ23曲位ある。

毎週火曜日を練習の日としており、毎週ほぼ全員が集まり練習し、スケジュールの調整などもお茶を飲みながら楽しく行っている。

今年の2月には、せんだいメディアテークで開催されたS-1グランプリ 第2回いがす大賞に参加し『のさる賞』(第三位?) を受賞したとのことです。(S-1グランプリとは? 地域の支え合い…被災地をいきいきとした輝きで彩るまちおこしなどの取り組みを顕彰するもの)
 


【魅力】対象となる活動に感じる魅力。また、活動を続けてきて良かったと思うことなど。


「魅力?」(う~んと考えたあと)歳を重ねた皆さんに喜んでもらえること。『自分達も含めた心の復興』が図れること、そして健康づくり・認知予防・元気になれる等々。
 
皆さんに喜んでもらい自分達も元気をもらい、輪が大きくなることがうれしい。
 


【今後】今後どのように取り組んで行くか? また、目標や意気込みなど。


自分達のため、このまま続けて行きたい。
 


【メッセージ】この記事をご覧になる方々へのメッセージ等。


恥を捨て皆で楽しく踊っぺす。声がかかればどこさでも…。みんなで仲良く元気でいっぺす。思いを皆に伝えっぺす…等々
 


【取材者の感想】


取材の約束時間10時には、会長はじめ皆さん全員がそろい、スケジュールの確認調整中のところにお邪魔しました。
第一印象として、全員が積極的に参画していることにビックリ。そのあと取材をさせてもらいましたが、たんぽぽ会に関する話題には、メチャ・ホジティブにとらえ積極的にディスカッションをしていました。
 
取材を終えた後の踊りの練習では、こちらがびっくりするほど、5曲位を連続して満面の笑顔で踊りまくってくれました。この熱気、真剣さ、そして笑顔が見ている人を暖かくしてくれているんだなぁ~と…。
 
これからも活動を通して皆さんにいっぱい・いっぱい笑顔を届けてくれるんだろうな~と思いながら帰ってきました。皆さんありがとうで~す。そして、これからもがんばってくださいね~。
 

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