事務局スタッフ6名での福島県訪問2日目は、双葉町復興支援員の小幡さんに案内していただき、双葉町の住民さんが生活している福島県福島市北幹線第二応急仮設住宅と福島県白河市郭内第一、第二応急仮設住宅を視察させていただきました。それぞれの団地の自治会長さんと、借上げ住宅や自立再建された双葉町民さんで結成された自治会「県南双樹会」の会長さんにお時間をいただいて意見交換もさせていただきました。同じ被災地でありながら、大きく異なる被災形態に石巻とは全く違った苦悩やそれを乗り越えてきた軌跡を垣間見ることができました。帰る家を失ってしまったという事態は同じですが、形があるのに帰れない、しかも今まで生活して来た場所へ立ち入ることさえ制限されるという現実をどうやって受け止めてきたのでしょうか?「もう二度と帰れない」ことを受け止めながら、未来へ向かって前向きに取り組む姿勢には力強さを感じると共に大きな共感を得ることができました。